1.先頭部へのTNカプラーの取り付け

'07.11.28作成




皆さんおなじみ(?)の、TOMIXから発売されているTNカプラーは形状もリアルで先頭同士の連結には最適だとおもいます。
そこで、これをKATO製車両やTN非対応のMICRO製先頭車に取り付ける方法をここでは紹介します。





 1‐1. 221系先頭部へのTNカプラーの取り付け



@TNカプラーへの加工

 
製品のTNカプラー

品番0332を使用します。
TNカプラーを小さくする

先頭床下にはまるようにTNカプラーの出っ張りなどをカットして小さくします。
画像の例では結構やりすぎなほうで、カットは部品の引っかけの爪を壊さない程度にします。
カットしたTNカプラーの部品それぞれ

電連は下1段のみをニッパーでカットします。胴受けの後ろの、TNカプラー可動部の軸がはまる左右の部分外側を後ろに向かって斜めにカットします。




A床板への加工

 
KATOカプラー部の撤去

ピンバイスとニッパーを使って伸張に撤去します。
KATOカプラー部の撤去完了

先頭部床下への穴あけ

高さの関係で、TNカプラーがはまる部分をすっぽりくりぬきます。カッターやヤスリを使って慎重に。
先頭部床下への穴あけ完了

スカート裏側への加工

TNカプラーが適度に前へ出るようにスカート開口部の裏側を少し斜めに削っておきます。ここはTNカプラーで斜めに削った部分と合わせる箇所になります。




BTNカプラー受けの取り付け

 


TNカプラーがすっぽりとはまることを確認します。
TNカプラー受けの設置

5mmプラ板で画像のように受けを作ります。
高さ調節のために

もう1枚だけ5mmプラ板を重ねます。




CTNカプラーの取り付け、その他

 
TNカプラーの取り付け

下から見てスカートの先端と胴受けが平行に重なるような位置がベストです。
パーツ取り付け

元々合ったライト基盤真ん中辺りにある出っ張りも移植しておきます。元々と高さを揃える事が大事です。
ライト基盤との干渉

ライト基盤裏にハンダがてんこ盛りのものが中にはありますが、そのような基盤はTNカプラー受けと干渉する場合があります。その場合はハンダを軽くニッパーでカットしてやるか、ハンダごてで溶かして厚みを減らして干渉しないようにしてやります。
*基盤を壊さないように慎重に行いましょう!




D完成

 
TNカプラー装備完了!

より221系らしく見えると思います。